日本における車検の位置づけ

車検というものは、その車が保安基準にあっているかどうかをチェックするものですが、実際にはかなり煙たい存在になっています。

 

まずは費用、平均して10万円前後かかる車検が最初は3年後、それ以降は2年ごとに行われることなり、車一台を保有するだけでも10年間で約40万円もかかってしまうのです。

 

一部の商用車となるとこれが毎年のことになるのでかなりの負担になるのです。

 

次にあげられるのがチェックが厳しいこと、これは保安基準が厳しいということになるのですが、車が好きでいろいろいじっている方にしてみれば、定期的にノーマル状態の戻さなけらなならなくなり、またそれによってできることに制限がかかってしまうので非常に厄介なのです。

 

しかし、この車検があることによって未然に交通事故を防ぐことができたり、さまざまなトラブルから回避したりすることができているということも忘れてはいけません。

 

たとえば、排気ガス濃度の測定などは地球環境うんぬんよりも車が頻繁にとおる幹線道路沿いに住んでいる方の健康に大きな影響がありますし、マフラー音量にしても騒音問題を回避することができるのです。

 

タイヤの減り具合もスリップすることによって引き起こされる交通事故を未然に防ぐことができているのです。

 

何の意味もなく保安基準というもが作られているわけではなく、ちゃんとした理由があって作られているのです。

 

しかし、中にはこれはちょっと神経質すぎるのではと思うようなものもあります。

 

たとえば、フォグランプなどの補助灯の位置、保安基準ではヘッドライトの中央より下につけなければならないのですが、仮にラリーマシンのようにボンネット上にたくさんの補助灯を並べたとしてもきちん光軸合わせをしていれば、対向車にも迷惑はかけません。

 

それからフロントウィンドウには車検シールと定期点検シール以外のものを貼ってはいけないことになっているのですが、視界に全く影響しない端っこの部分にちょっとしたステッカーが貼ってあったとしても何ら問題はないと思うのです。

 

自動車の安全運転を願ってのことだとは思うのですが、自動車というものは個人の持ち物ですので、あまり法律や規則などでしばりつけてしまうのもどうかと思います。